lyonblog

国際結婚してフランスのリヨンに在住。雑記ブログ。

猫21歳。運命の分かれ道。

我が家には21歳の雌猫がいます。

人間でいうと110歳位らしい。

111歳で旅立った祖母と重ねる事もあり、自分で歩いてご飯食べてすごいなあといつも感心していた。

主人の家族が田舎で面倒見ていたのだけど、猫も面倒見ていた義父も歳だったので街中に住む我が家にやってきた。もともとは主人が引き取った猫なので責任も感じているらしく、この3年、過保護ではないかというくらい猫さんに尽くしている。

大病はしていないもの、腎機能が悪いので毎日投薬は欠かせないのと、後ろ足を少し引き摺って歩くくらい。

 

ここ最近食欲がなくあまりトイレにも行かない。

階段をあがることもめっきり難しくなってしまった。

 

今朝、主人が猫を安楽死をしようと思うと言ってきた。

やはりそう来たか・・・と思ったけれど もう少し様子見よう。お医者さんの意見も聞きたいと頼んだ。

 

フランスでは動物の安楽死への決断が早いように思う。

治る見込みが無く苦しんでる様子が見えたら可哀そうだからそろそろ安楽死させてあげようという感じ。

分かるけど分かりたくないというか。

猫は苦しみをあまり表さないのでどこで判断すべきか迷う。

出来たら家族の腕の中で看取ってあげたいという気持ちがあるけれど、そこを話しても完全な平行線。お国柄の違いかもしれない。

 

前猫も安楽死だったが、その猫は明らかに病気で苦しんでいた。

おデブだったのがガリガリに痩せ何度も粗相をし、しまいには私の布団の上に液体うんちを噴射。これは苦しかっただろうと思う。私達家族も辛かった。

そして安楽死になった。

注射で眠るように亡くなったと聞き、これで良かったとその時は思った。

しばらくは亡き猫の気配をつい探してしまったけど。

 

今回は待っていれば老衰で亡くなるであろう命を人間の手で断ち切って良いのかと思った。

でも食べれなくて飲めなくて立ってもふらふら歩いてて辛くないわけがない。

沢山尿が出る病気なのにほ出てないし。

 

明朝の様子で獣医に連絡するか決めることに。

今夜は添い寝しよう。もう少し一緒にいれますように。。。